ビールストーン施工手順
本施工手順はBEAL社のビールストン施工担当者より直接に施工を体験しながら学んだ最新の施工手順です。
是非参考にしてください!!

ベルギーのおしゃれなカフェのカウンターにビールストンが使われています。
それでは施工手順のご説明に入ります。施工手順は5つのパートに分けて
進めて参ります。
施工手順1
施工前の準備(材料の計量、目地の取付)
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- 1.
- はかる容器に何が何キロ入っているか。表示
- 2.
- 各材料をセットで準備
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- 3.
- 目地材をビールストン(色を合わせるため顔料も入れる)とリキッドで接着する。硬めにねる。レベルは、パッキンなどで調整。
- 4.
- 目地のジョイントは、上が当たるよに山形にカット。
施工手順2
ビールストンを練る
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- 1.
- 石を先に入れて、500mlよけたリキッドを入れて適度に攪拌。
- 2.
- 別の練りダルにリキッド、顔料、流動化剤を入れ、まず主材を三分の1、石をバケツ1杯入れシャバシャバにして、攪拌。
- 3.
- 残りの主材を入れて、充実攪拌。
- 4.
- 残りの石を入れ、充分に攪拌する。
- 5.
- 10分くらいねかせる。
施工手順3
ビールストンを塗る
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- 1.
- 洗い水を用意する
- 2.
- 短いコテ→定規→長いコテで仕上げていく。
- 3.
- レジデュール、レジパクトを下地に塗布。
- 4.
- 周り塗り厚と同じくらいの木材を配置しておくと塗り厚の目安になる。
- 5.
- 再度作ったビールストンを練り直す。
- 6.
- スコップ二杯づつ材料を配る。二回目ネタを出して行くときは仕上げた場所から10cmほど被せながらネタを配る。
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- 7.
- 仕上げいく。第一回短いコテで2mくらいの幅でヘリからきめて、中を仕上げる。
- 8.
- づついて、定規でさらに平滑に仕上げる。
- 9.
- リキッド1:水2の液体をかけながら長いコテで再度仕上げいく。
- 10.
- 再度定規で真ん中を高めにヘリを低く目にした状態から仕上げていく。足りない部分は、再度ネタを足して定規できりながら平滑に仕上げる。
- 11.
- 再度リキッド1:水2の液体をかけながら長いコテで再度仕上げいく。
- 12.
- 仕上げながら穴がないかを確認する。穴や低いところがあればネタを出して再度仕上げる。
施工手順4
研削作業(第1回)
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- 1.
- ヘリから削る。
- 2.
- 間口狭い方向、広い方向の順直角に重なるようにかける。
- 3.
- 30.60.120.220の番手で研削をかけていく。
- 4.
- 全体にかけ平滑をとる。ジョイントが出るところまでが目安。ライナックス日本製。
- 5.
- 大きい機械では出来なかったコーナーや入り隅をコーナー専用の機械やグラインダーなどで仕上げる。
- 6.
- 水をかけ、つぎは湿式で研削していく。
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- 7.
- 穴を補修する。
大きい穴は、ビールストン主材+リキッド 20㎡の床で5kgの材料用意。柔らかさはスープくらいの液体を湿らせた床に水切りモップですりこんでいく。ポリッシャーでさらに刷り込んでいく。さらに主材(粉)をまき、さらにポリッシャーをかけ、水切りモップで再度押し込んで行くを交互に行う。最後に主材(粉)を再度ふりかけポリッシャーで擦り込み、水切りで余分な材料を取りながら、主材の膜を作っておく。次にビールストンパスタをかける際に取り除きやすくする為である。 - 8.
- 続いて細かい穴は、ビールストンパスタ+色粉で埋めていく。パスタはビールストンリキッドで液状にしたものを水切りモップで全体に擦り込み、24時間(20度)乾かす。
施工手順5
研磨作業(第2回)
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- 1.
- 前日に塗布したパスタを研磨して仕上げる。
- 2.
- ビールストンリキッドと水を半々にしたものをまく。
- 3.
- 400番で湿式研磨していく。
- 4.
- 二人一組になり、一人が研磨機、一人が水切りモップを持ちながら削り残しがないか確認しながら作業を進める。
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- 5.
- フチは小型の研磨機で削り残し無いように研磨進める。
- 6.
- 続けて800番に変えて、2〜5を繰り返し行う。
- 7.
- 研磨作業が終了したら24時間以上開け、水分をとばす。
施工手順6
保護材(レペルオイル)を塗布する
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- 1.
- レペルオイルを垂らしながら、布ウエスで刷り込んでいく。
- 2.
- 塗布後、バフで磨いていく。磨く事で熱により結晶化される。
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- 3.
- その後、7日間養生し施工完了!!