一寸先は闇

2019.10.12

一寸とは現代の単位で表すと約3センチである。
3センチ先は闇。
闇とは周りが何も見えず怖いものだ。人間の本能だろう。
目の前の闇に飛び込めるか、チャレンジできるか。
普通の感覚なら答えはNOである。
居心地のいい今の環境から抜け出せないのが人間の性だ。
だが我々毛受建材は違う、変化を好む会社だ。
常にチャレンジし続ける。その先にお客様の喜ぶ顔があると信じて。

つい先日私を試すかのような出来事があった。
友人と繁華街でお酒を飲んでいた時の話だ。
お互いほろ酔い気分でそろそろ帰宅する流れだった。
そんな時全身黒づくめの怪しい男が我々に話し掛けてきた。
いまいち話の流れが分からないまま雑居ビルの前まで連れてこられていた。
「ロクジュップンイチマンゴセンエン」という謎の呪文を唱えられた私は暗闇の前に立たされた。
その距離実に3センチ。まさに一寸先は闇状態だ。
普通の人間ならば逃げ出すこと至極当然だろう。
しかし私は違う、チャレンジ精神の塊だ。
ここから逃げ出すわけには行かないと思い入店する事を決意する。
思い返せば物事はいつもそうだ。挑戦するまでは怖くて怖くてたまらない。
失敗したくない、恥をかきたくない。そんな思いばかりが独り歩きをして自分の感情にブレーキをかける。
いざ挑戦してみるとなんてことはなく、そんな簡単な事を自分は恐れていたのかと思い知らされる。
今回もそうだった。暗闇の先に私を待っていたのは花園だった。
この世に天国があるとすればここに違いない!そう思わせてくれ場所だった。

話は少し逸れたが我々はこれからも新しいことに挑戦し、顧客満足度を追求していく。
今日のブログはここまで。

次回【私が失ったもの】
乞うご期待!


投稿者:金城直志

pagetop